• ごあいさつ
  • 設立
  • 設立目的
  • 定款・規程等
  • 会員の状況
  • 会長及び副会長
  • 所在地
  • 事業推進体系
  • 事業内容
  • 活動の内容
  • 予算規模
  • 特記事項

社団法人鹿児島県工業倶楽部の概要

設立

平成3年4月1日設立
昭和58年〜昭和63年4月までは県工業振興課(当時)の呼びかけで、年次名を冠した「83鹿児島県異業種交流協会」などを毎年度組織し、事務局を県工業振興課内に置いた。
昭和63年5月〜平成3年3月までは「鹿児島県工業技術振興会」に改組し、事務局を平成2年4月までは県工業技術センター内に、平成3年3月までは県産業会館3階に、平成3年4月の社団法人設立後は県産業会館中2階に置いている。

設立目的

鹿児島県内の製造業を中心とする業種、業態等の相異なる企業が自主的に組織し、異業種交流、産学官連携を通じて、経営基盤の強化、技術の高度化、新技術・新製品の開発等による新規事業分野への進出等を促進して、本県工業の健全な発展を図る。

定款・規定等

会員の状況

令和5年6月1日現在
総会員数  173
正会員      158 (内訳) 法人 116
個人   42
賛助会員     12
※詳細は、会員企業をご覧ください。

会長及び副会長

        
会長 岩元 正孝 カクイ株式会社 代表取締役社長
副会長  総務・広報委員会 横山 勝一 大協(株) 代表取締役
 渉外委員会 門 久義 鹿児島大学名誉教授
 事業委員会 弓場 秋信 弓場貿易(株)  代表取締役社長
 特命委員会 本坊 一浩 (株)サナス 代表取締役社長

所在地

〒892−0821鹿児島市名山町9−1鹿児島県産業会館内 中2階
TEL:099−225−8012/FAX:099−225−8020
E-mail:info@ikic.or.jp

事業推進体系

注:( )は、グループ数
■体 制
総 会 全ての正会員で組織し、通常総会は毎年1回5月に開催する。
理事会 総会の議決にもとづき工業倶楽部を運営し事業を推進するとともに、総会の議決を要しない業務を執行する。 
委員会 理事会の付託を受けて具体的な事業計画、実施方法等について審議し事業を執行する。(4)
総務・広報委員会、渉外委員会、事業委員会、特命委員会
■活動グループ
プラザ 会員相互の親睦を深め、異業種による新分野の開拓を促進し中小企業の創意ある向上発展を図るための異業種交流グループである。(5)
八日会、84プラザ、さつまプラザ、プラザいもづる、プラザさくらじま、地域資源活用プラザ、若手経営者プラザ
地区プラザ 地区ごとの異業種交流グループである(6)
南薩地区プラザ、川薩地区プラザ、出水地区プラザ、地区プラザ、大隅半島地区プラザ、大島地区プラザ
部会 特定分野についての研究を行うグループで、希望する会員で構成される(5)
情報ネットワーク部会、福祉ビジネス研究部会、環境 ・省エネ部会、食産業部会、貿易部会
研究会 特定テーマに係る概ね3年程度の研究を行うグループで、希望する会員で構成される。
工農連携研究会

事業内容

  • 異業種間の交流・融合化の推進
  • 産・学・官の交流の推進
  • 人材の確保・養成
  • 研修会、講演会、展示会等の開催
  • 新規事業分野開拓のための調査及び情報の収集・提供
  • 地域産業の振興方策に関する提言
  • 県外の企業、団体との交流
  • 知的財産権制度の普及啓発に係る指導、相談及び情報提供に関する事業
  • その他目的を達成するために必要な事業

活動の概要

  • 鹿大、鹿高専、県、市、工技センター、産業支援センター等との連携
  • 県、関係機関、他地域の工業団体等との交流
  • 企業、大学等の成果の発表、講演会等の開催
  • 本県産業振興に関する意見の取りまとめ及び行政等への提言
  • 各グループ内での交流促進、研究の研修会等の開催
    (部会、研究会、プラザ等)
  • 知財総合支援窓口の設置

予算規模(一般会計)

令和5年度  42百万円
令和4年度  44.1百万円
令和3年度  44.4百万円
令和2年度  44.3百万円
令和元年度 54.4百万円
平成30年度 53.4百万円
平成29年度 48.5百万円
平成28年度 45.9百万円
平成27年度 10.9百万円
平成26年度 11.6百万円
平成25年度 12.8百万円
平成24年度 13.5百万円
平成23年度 13.4百万円
平成22年度 14.6百万円
平成21年度 16.5百万円
平成20年度  17百万円
平成19年度  18百万円

特記事項

※「鹿児島大学との包括連携協力協定」(平成17年10月21日締結)について
目的 相互の資質の向上及び大学と県内企業との連携強化を図り、地域社会に貢献する。
組織 ◎産学交流促進会議
大学:学長、理事、研究国際部長、学生部長
工業倶楽部:会長、副会長、事務局長
◎専門委員会の設置
産学交流促進会議の決定事項を具体化し、計画的に実行するために設置する。
  • 産学交流企画実施委員会⇒産学連携による各種研究開発等の企画及び推進
  • 学生支援専門委員会⇒キャリアデザイン、インターンシップ、留学生の就職等学生支援の研究及び協働
※「鹿児島大学工業倶楽部賞の授与」について
包括連携協力協定の目的に基づき、地域産業の発展に貢献する優秀な研究業績を上げた(又は同等以上の研究、行為等を行い、表彰に値すると認められる)鹿児島大学院生2人に対し、5万円程度の記念品を添えて卒業式時に学長から表彰状を授与する。
平成17年度に制度を創設。
※「静岡県異業種交流グループとの交流」について
平成18年2月の富士山静岡空港の早期開発を目指す静岡県産業経済交流団約250名の来鹿がきっかけとなり相互交流が行われた。
 最近では、平成21年2月15日〜17日、当工業倶楽部川崎会長以下13名が静岡を訪問し、地元産業等との意見交換会、交流会を実施。静岡県工業技術研究所、(株)いちまる、(株)サイダ・UMS、サンエムパッケージ(株)を訪問した。
※「農商工等連携支援事業」の認定について
平成20年9月19日九州経済産業局長、九州農政局長から農商工等連携支援事業計画の認定を受ける。
 会員を中心とする中小企業者と多様な経営資源を有する農林漁業者とが有機的に連携し共同で行う新商品や新サービスの開発等(農商工等連携事業)を支援するため、両者の出会いの場や交流の場を提供するとともに研修や啓発を行うこととしている。
※「産学官連携成果発表会」の開催について
鹿児島大学稲盛会館で〜かごっま発!顔の見えるネットワークづくり〜と題して産学官連携成果発表会を開催した。
経済産業省製造局次長後藤芳一氏が「地域の活性化と、産学官連携」と題して講演。会員の5社がそれぞれ事例発表した。発表内容は以下のとおりです。

企業名 研究テーマ及び発表タイトル 発表者名 特徴等
日本有機 薩摩鴨の孵化から鴨肉販売までのトータルシステム 日本有機
代表取締役
野口愛子
・薩摩鴨の完全無農薬飼育。
・薩摩鴨は、オレイン酸、リノール酸の不飽和脂肪酸を多く含む。(太りにくい、血圧降下、動脈硬化予防、美容効果等)
渇h電社 高濃度窒素廃水の高速脱窒システム 渇h電社
バイオ環境グループマネージャー
川路博文
<中空糸型バイオリアクタ-による窒素除去システムの事業化>が、九州経済産業局の「中小企業新事業活動促進法に基づく新連携事業計画」の認定を受けました(鹿児島県で2社目の認定)
坂元醸造 「くろず」の発酵及び機能性研究<発表タイトル>
坂元醸造(株)の産学官連携
坂元醸造
専務取締役
長野正信
・坂元のくろず
・天寿りんご黒酢
・坂元のくろずゴーヤー
潟Tナス 産学官連携を通して発展(株)サナスでのものづくり 潟Tナス
開発研究部
グループマネージャー
吉永一浩
・澱粉と海藻から生まれる新規糖質アンヒドロフルクトース
・抗菌性、抗酸化性を有する機能性糖質
潟c激bクス喜入 新規冷却システムの開発
<発表タイトル>
産学官連携による鹿児島から世界への挑戦
鹿児島大学工学部応用化学工学科
助教 水田敬
モレックス喜入により創製されたフラットヒートパイプ(FGHP)をコアする、新規冷却システム